男性が嫌がるコミュニケーションやケンカを好まない理由として最も多いのは、自己完結してしまうことです。男性は、女性とは異なり、直接的なコミュニケーションを好む傾向があります。しかし、女性特有の「気を付けてほしい」という心理が働くため、多くの女性がコミュニケーション上手くいかないことがあります。これは、共感力や想像力を上手く伝えることが出来ないからと考えられます。
既婚男性に聞いた!男性が嫌がるコミュニケーション
3位「前の話を持ち出す」
2位「察することを要求する」
1位は「〇〇」!
今妻と結婚を決めた理由「一緒にいて居心地がよい」が5割超
『決めるだけ。』の著者が教える「結婚になかなか辿り着けない女性の特徴」
女性のライフスタイル支援を行うライフコンサルタント・奥井まゆは、脳科学と心理学を掛け合わせた「脳心理学」を用いて、女性が楽しみながら愛やお金、仕事を手に入れる方法を紹介した『決めるだけ。「お金」も「恋」も勝手にうまくいく、人生を変えるレッスン』の著者です。奥井まゆさんは、20歳以上40歳未満の既婚男性999人を対象に「元カノと今妻」調査を実施しました。
調査期間:2022年12月19日
一般社団法人 日本リレーションシップ協会 調べ
調査手法:インターネット調査
調査対象:20歳以上40歳未満の既婚男性全国
有効回答者数:999人
調査機関:Freeasy
『理不尽だな』『イヤだな』と思ったこと
元カノや奥さんとのコミュニケーションで『理不尽だな』『イヤだな』と思ったこと
男性が奥さんや元カノとのコミュニケーションで「イヤだな」と感じる理由について、以下のような回答がありました。
- 一人で勝手に考えて、意見や気持ちなどを訊いてこない(自己完結する):31.5%
自分の考えや気持ちをコミュニケーションを通じて共有することがなく、自己完結してしまうことに対して嫌悪感を持っているようです。 - 相手に察してほしいことを要求する:26.9%
相手が自分の気持ちや意見を理解してくれないと不満を感じることがあるようです。また、女性特有の共感力や想像力があると思っている場合もあるかもしれません。 - 前の話を持ち出してくる:24.5%
何かあると、相手が前にしたことや言ったことを持ち出してくることに対して、男性は嫌悪感を持っているようです。 - 束縛や確認をしてくる:22.5%
心配や不安から、相手に対して束縛したり、過剰な確認をしてくることに対して、男性は嫌悪感を持っているようです。
喧嘩の理由
喧嘩した理由
喧嘩した理由
「一人で勝手に考えて、自分の気持ちや意見などを訊いてこない(自己完結する)」(22.3%)
「マンネリやすれ違い」(22.0%)
「嫉妬や束縛」(21.2%)
「生活習慣や生活環境の違い」(20.3%)
以上の4つが、調査対象となった999人の既婚男性が喧嘩した理由の上位に挙げたものとなります。
また、その他にも「コミュニケーション不足」や「お金の問題」、「子育てのこと」などが挙げられました。
別れようと思った理由
「元カノと別れよう、冷めたと思った瞬間」について、最も多かった理由は、「面倒くさいことを言ってきた」(32.5%)で、他の理由と大きく差をつけていました。
奥さんと結婚しようと思った理由
「奥さんと結婚しようと思った理由」について、調査結果からは以下のような結果が得られました。
半数以上の男性(52.8%)が「一緒にいて心地よい」と回答しています。また、「人間性や性格の良さ」(22.0%)、 「価値観が似ている」(21.3%)、 「家庭的」(21.2%)、 「この人を幸せにしたいと思った」(21.0%)といった理由も挙げられています。
一方で、「経済力」を理由に挙げた男性は比較的少数派で、6.8%に留まっています。
「結婚になかなか辿り着けない女性の特徴」をアドバイス!
想像力を使いすぎて空回り!
女性たちが婚活中に抱える悩みを聞く中で、「本当にそのようなことが起きているのですか?」と尋ねることがあります。女性たちは行き過ぎた妄想によって事実かどうかわからないことに悲観的になり、それにどう対処すべきかについて悩んでいることが多いです。
「彼氏から土日のデートができなくなった。自分が優先順位が下がったのか不安で、再びデートできるようにするにはどうすればいいか」というものでした。しかし、詳しく聞いてみると、彼氏は副業をするために土日に働く必要があったという理由でした。彼女は自己判断で不安になり、ショックを受け、暴走しそうになっていただけでした。彼の理由を聞く前に、自分勝手に判断してしまうことが不安の原因であったことがわかりました。
男性が嫌がるコミュニケーションや喧嘩の理由で最も多かった回答は、「一人で勝手に考えて、自分の気持ちや意見を訊いてこない(自己完結する)」でした。この傾向は、女性が相手から気づいてもらえることを期待し、共感力や想像力をマイナスの方向に使ってしまい、「言えない」「頼めない」という心理の底にあることが原因と考えられます。
自己完結した解釈をして、勝手に自滅してしまうことがあります。それは、元カノと「別れよう」「冷めた」と思った理由の1位「面倒くさいことを言ってきた」にもつながります。
婚活中の女性は、過去に恋愛で傷ついた経験を持つ人が多いです。自己完結は、もう傷つきたくないという自己防衛のために行われますが、それでは理想の結婚が遠ざかってしまいます。
女性は、男性の発言をそのまま受け取りがちなので、相手が何を意図して言っているのかを確認し、言葉の真意を理解するようにしましょう。
自分の優先順位を明確にすることで、彼と円滑なコミュニケーションを取れる
人々には、大きく「家族」「仕事」「人間関係」「お金」「健康」「知性」「スピリチュアル」「性」の8つのカテゴリーに属する価値観があります。
これらのカテゴリーごとに、恋愛や結婚生活においての自分の望みや優先順位を明確にし、それを相手に伝えるためにコミュニケーションを取ることが重要です。
多くの女性は、パートナーと何を話したらよいか分からずに苦しんでいます。効果的なコミュニケーションを学ぶことは、結論を急ぐことによる自己破壊を防ぐのに役立ち、結婚生活にも役立ちます。コミュニケーション スキルを開発する 1 つの方法は、さまざまなカテゴリに関連するトピックに基づいて台本を作成し、会話を構成しやすくすることです。パートナーと定期的に話す習慣を確立することを強くお勧めします。